自営業ならではの悩み

友人夫婦が美容室の経営を始めたので、お祝いがてら数ヶ月ぶりにカットとカラーリングをしてもらいに行きました。
テレビや雑誌で紹介されるような「カリスマ美容師」がいるお店ではなく、ごく普通というか昔ながらの素朴な美容室です。

お客さんはそこそこ来るらしいのですが、やはり都会のおしゃれな美容室のように繁盛しているわけではないようです。
それどころか、開店資金のために貯金をほとんど使い果たしてしまい、50万円ほどの借金があるため、今は節約の毎日なんだそう。
友人いわく、「せめて借金さえ返しきれば、もうちょっとまともな生活ができるんだけど……」と言っていました。
長年の夢だった美容室経営に踏み切ったのはいいけれど、まだまだ前途多難のようです。

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実際には、器具などの維持費やテナント費用もあるので、これからやり繰りに困る日々が続く事でしょう。
「これ以上借金は増やしたくない」との事ですが、お互いの両親やきょうだいなどには頼らないと約束しているそうなので、お金に困る生活が続くのは避けられません。
私は「いざという時は相談してほしい」と言いましたが、夫婦揃って生真面目な性格なので、家族以外にお金で頼ろうとはしなさそうです。

友人夫婦のように、自営業で生活費が足りないというケースはとても多いみたいですね。
今は景気が回復傾向にあるなんて言われていますが、それは大企業などごく一部に限った話。
中小企業や、個人経営のごく小さな店舗は、案外そうでもないみたいですよ。
他にも、父親が経営している鮮魚店を手伝っている友人がいるのですが、「今は値上げの連続で大した利益がないけれど、店の維持費はかかってる」とぼやいていました。

私は自営業どころか雇われの身なので、自営業の本当の大変さを知りません。
もっと、中小企業や個人経営者も景気回復を実感できる世の中になればいいな……と願っています。
私一人だけではあまり意味がないかもしれませんが、なるべく個人で頑張ってるお店を利用していきます。